川村ユキハルの毎日2

湘南茅ヶ崎界隈のいつもの暮らしぶり。 仕事の話や思うこと。再び。

インセクト・マイクロエージェンシーの8月9日メルマガ(コラム原稿)

デジタルサイネージ複眼コラム>


色々と今まで、企業や自治体のコンサルテーションや導入、運営、講演を通じてお話をしていることを少しづつコラムとして書いていこうと思います。「今」思考し実践していることなので、書き進めていくことで考えの揺れなどはあると思いますが、そこは「ライブ感!」と思って楽しんでいただければと思います。ではでは。

 

<店舗のデジタルサイネージ

 

店舗のデジタルサイネージについてはざっくり、webサイトのように自社のオウンドメディアとして機能すると考えます。

弊社では、講演やコンサルティングで、サイネージの大きなコンテンツの役割として
(1)情報(インフォメーション)
(2)情緒的な導き(エモーショナルガイダンス)
という2つの要素がありますと、よくお客様にご説明いたします。
(1)については「営業日/時間」から始まって、「キャンペーンのお知らせ」など具体的な<言語化できる>伝えたい情報を指します。(2)については耳慣れないかもしれませんが、たとえば、私たちが喫茶店でお茶を飲む場合、その一杯の対価にはもちろん飲み物としてのコーヒーそのものと、店舗で滞在する間に感じとれる空間(調度品や座る椅子テーブル、調度品、照明や壁紙。コーヒーをドリップする機材、また香りなど)の価値も含まれていることはわかると思います。
それはお肉屋さんでも八百屋でもはたまた家具屋さんでもいえることです。このようなお店の振る舞いにおいてもデジタルサイネージは機能することができるのです。

これは「ブランディング」と「プロモーション」という意味で考えても理解することができます。経営者からすると、明日のために投資することは = 「ブランディング」。今日のために、お客様に対して背中を押したい(購入してほしい)と投資することを =「(セールス)プロモーション」と考えるとわかりやすいでしょう。

このように捉えてみると、店舗に来ていただいたお客様に対し、情報の要素だけではなく、再来店もしくは、新たなお客様をお連れいただくために、ロイヤリティをあげる「情緒的な導き」の要素も勘案した上でデジタルサイネージコンテンツをプランすることは重要ですね。ということで、次回は弊社の事例をあげながらお話を進めていこうと思います。(続く!!)