川村ユキハルの毎日2

湘南茅ヶ崎界隈のいつもの暮らしぶり。 仕事の話や思うこと。再び。

「牽引する言葉」

<あけましておめでとうございます。今日は1月4日 >

 今日は段ボールの日なので、朝、年末年始を過ごすために各家庭へ運ばれ役割を終えた段ボールが街の角の、もしくは塀がある家(最近は塀のある家は減った)の家主が善意で町内のゴミ置場として設置を許した所定のゴミ置場にわさわさと積まれていました。今年はあきらかに多い、やはり最近はネットで皆諸々買うからかな。

  今年は連日おだやかな晴天に恵まれ、しかも陽が落ち夜ともなれば新しい年の夜の始まりに相応しく空にはっきりとした円環が昇りました。その大きな月は、静かにしかし爛々と白い光をそそいでいます。酔った頭で暖炉の薪を補充すべく庭に出るたび、空を見上げ、いいねえと。溜まった本をソファアで寝て読みながら、うつらうつらするのもまた、お正月の贅沢。

  毎年、今年こそTVで紅白を見ようと言ってるものの相変わらず狭い我が家には大きなテレビなど置く場所もないため昨年も購入を見送り、おかげで静かな年越しであったけども、年が明け、さすがに駅伝は見たくなって、台所用で活躍する小さなワンセグTVを家族3人雁首そろえ覗き込むようにして観戦するのでした。
遊行寺の坂を越え湘南の海岸付近に学生が現れると聴くといよいよ、いてもたってもいられず、いそいそと出かけ颯爽と駆け抜ける選手の美しい一瞬のために旗をふりました。そんなことで3日間があっという間に過ぎました。

 

 <1年の計は元旦にあり。> 

年末年始の間、何かの読みものか映像かに載っていたもので、棋士羽生善治さんが言ってた「初心忘れるべからず」の初心は将棋を初めてさした時のことだけではなく、対局ごとを「初心」と思えると語ったこと。仕事でもなんでも、大きなことを成すためには表向き繰り返し繰り返しのことばかりが続きます。毎回の大きな変化や毎回得るものがあるわけではないでしょう。そんな時でも、いつもフレッシュな気持ちで迎えられる。「初めて会えた」気持ちになれるのはとても重要なことです。そこには発見してやろう、何かを得ようという気持ち、意思があることかと思います。

仕事においては相変わらず「豊かなコミュニケーションの成立」ということで、弊社は販売の現場のコミュニケーションをテーマにデジタルサイネージの事業やそれらアプリケーションの開発をしています。いくつか仕掛かっている仕事がありますが、春に1つ大きなローンチを準備中です。繰り返し繰り返しこのテーマで自問してやり続けていますが、少しまた前進できそうです。なぜなら、今回その取引している方からは、「川村くんは10年前から同じこと言ってたよね。」でこの度の話になっています。詳しくは春にお話しできるかと思います。
てな感じで、今一度「初めてこのテーマに会えた」喜びと興奮と決意を思い直して。「初心忘れるべからず」は今年の僕の言葉。
趣味においてはもう一度山を楽しく真剣に走ることをしたいなあ。また一からやり直し。また具体的に、レースに出場する目標をつくって挑んでいきたいです。これまた一緒。山を走る喜び、ゴールの感動やみんなの笑顔。これこれ。忘れないように。

とにかく今年もまた新たに会える人やいつも仲良くしてくれる皆さんと大きく笑い、泣き、感激する年にしたいと思っています。いつも言ってるように、美しいものは声を出して美しいといい、楽しい時は楽しいなあと言う。とても重要なこと。
そして今年の年末には「ああ、よかったよな今年も」とお酒を飲みたいです。

会いに行きます。今年も宜しくお願いします。