「見える価値、見えない価値」 IMAメールマガジン/デジタルサイネージ複眼コラム掲載6月28日回
「見える価値、見えない価値」
デジタルサイネージによってディスプレイなどに送出されるコンテンツは基本的に「映像/画像/音声」コンテンツです。
まあ、あたり前ですね。日々放映するサイネージコンテンツを考える場合にサイネージのもつ強みをや役割を
改めて分解して考えていると面白いので今日はその話をしてみます。
日常生活する上で購入する様々な商品。
私たちはそれらに対し大なり小なり買うべき価値を認識してその対価であるお金を支払いますよね。
その「価値」の感じ方は、その企業、そのブランド、またはその商品の生産地や素材、デザイン、パッケージ、もしくはユーザーの評判
もちろんそれらの価値に見合うと判断できる価格!などなどが積み重なり、統合された上で判断され、選択され購入するはずです。
そんなことを自然と意識せず買う側の僕らはしています。
店舗で商品棚、もしくはディスプレイされた商品は、美味しそうな、もしくは美しい、楽しそうなど、その商品を購入した結果得られる
ベネフィットを最大限表現するレイアウトであるVP もしくは計画されたVMDとして設計実施がされているはずです。
デジタルサイネージを店舗で活用することで、さらにその部分を拡張して伝えることが可能になります。
その大きな1つとして、前出にも書きました、商品の裏側にあるストーリー=いわゆる「見えない価値を表現すること」が可能となります。
ブランドメッセージ、企業の取り組み、安心、安全など、また、その商品のもつ、大事にしているイメージ、などの補助や拡張を
サイネージのコンテンツとして動画や静止画で伝えることができます。
店舗という販売の現場であり、独自のコミュニケーションの空間で情緒的に、またわかりやすく買うべき理由を提案をすることが可
能となるのです。いわゆる他メディアのように、ライバルなどだれからも邪魔されずに。
そう考えると店舗でのサイネージコンテンツはまだまだ工夫すべきことが沢山あると思います。
最後に弊社の話をするとFLOWシリーズなどでインスタなどSNSを活用するのはその部分で販売/店舗スタッフの皆さん、ユーザーやアンバサダーなど
一人一人が「活き活き」とお客様へそれぞれ話しかけることで(提案することで)お客様とのコミュニケーションの総量をあげたい意図があります。
作り込んだブランドイメージやメッセージ。また、お客様とのコミュニケーションのトランザクションの多くできるしかけ、この2つ統合させたしくみがFLOWCASTということになります。このCMSでは、小さく多い複数の(各店舗)コミュニケーションサークルと本部から店舗に同時にスプレッドされる形状の伝達の実施を同時にするイメージです。
ということで、また次回!これから夏本番!弊社の片瀬江ノ島周辺、湘南はえらいことに毎夏なりますがまたこれも風物詩。
今年の夏も楽しみましょう。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!