川村ユキハルの毎日2

湘南茅ヶ崎界隈のいつもの暮らしぶり。 仕事の話や思うこと。再び。

水道橋事務所を離れます 。さようなら。

今日は引越しである。3年間お世話になった、水道橋事務所を引っ越します。さようなら。

 

思い起こせば、この事務所にお世話になったのは、大内さんからの紹介であった

湘南片瀬の海沿いの事務所、インセクト・マイクロエージェンシーが、結局というか、東京のクライアントの仕事が多くなってきて、赤津と2人、もしくは他のスタッフ含めで打ち合わせごとに喫茶店、もしくはドロップインのコワーキングスペースはもう厳しいかと感じているときであった。仕事の内容は機密の内容もあるので、資料は広げられないし、声だして討論もしにくい。何より、もう打ち合わせの合間で入る喫茶店で飲む数杯目のコーヒーにはうんざりであった。頼んだきりテーブルにあるコーヒーは殆どくちをつけずに冷めていった。

 

そんなことを手書き地図推進委員会の仲間の大内さんにぼやいたところ、あるよ、知り合いが2fが空いたので丁度探していたと言う。(正式には共同で使えるよ)しかも、その貸してくれる人は川村さん絶対気の合うタイプの人だと。おっと、これは会わねばなるまい。それがきっかけだった。

実際現地に行ってみると、昭和40年代に建ったであろうか年代もののレトロな4f建ビルの2f。鉄のドアの規格は昔ながらで小さく、間取りは細長い長方形、トイレは和式。飛散防止の細いワイヤーの入った磨りガラス窓。窓の面は多く採光も申し分なく、サッシが鈍いアルミ色でガッチリとしている。今時丁度一周回ってかっこいいじゃないか。昔、武蔵小金井の駅前で小学校の頃、古いビルにあった老先生の珠算教室に少しだけ通ったことがあったけど、そこに似ている。冬、暗い階段を上がって、子供には重い鉄のドアを開けるととても暖かく、いつもの名調子の「願いましてはぁ」老先生の声とパチパチとソロバンを弾く音。石油ストーブの匂い。ヤカンの湯気はいつもあがっていた。

他のメンバーや来客者含め何かしら、それぞれノスタルジックなノンビリとした印象を醸す居心地のいい空間。当の1fのシモちゃんの部屋はカメラマンとしてスタジオの機能は辛うじてキープしながらも、趣味のモノや様々なジャンルの本達。それら思念のゴーストに溢れ包まれた場所。男だったら一度は憧れる「男の子の城」を現実にしている羨ましい人であった。僕の知り合いもパーティーなどで1fに立ち入ると100%うっとり溜息をつく。

そんな人や周りのメンツは面白くないはずがなく、シモちゃん、トンちゃんや、このビルを訪れる人達はみんな味があった。

ということで、お世話になることを決めた。シモちゃんの解説もあり、ここの住所は西神田であるので、三崎神社に挨拶に行き、東京の水道橋事務所はスタートした。

 

それからさらに仕事は忙しくなり、あっという間の3年であった。

 

しょっちゅう絡んでいる訳ではなかったが、しもちゃんやとんちゃん、皆さんのお陰ですっかりこの地と人達が好きになった。いくつも大学のある文教エリアであって、出版社も多く、そもそも昔ながらの本の街、カレーの街。隣の小川町はスポーツ店がいっぱい。居酒屋など食べるところには目眩がするほどこまらない。おまけに複数走る電車のアクセスもよい・。

 

ちょっとまってくれ。そんな街を離れられるだろうか。

ということで、今回、西神田を離れ引越し先は神保町になります。隣町。てへぺろ

 

しもちゃんや皆さんとはさらに絡んで面白い事を考え中。

という事で、皆さん遊びに来てください。

 

 

<今年は飛翔の年に。などという言葉があるけれど。>

 

 

どこかで読んだ話ですが、いわゆる起業するということは、落ちながら飛ぶ飛行機を組み立てる作業をすることだと

うまいこと言うもんだなあと最近思うようになりました。

 

 

地面からみている人は浮かんでるなーと思い、空から見る人はあいつら落ちているなーと思われているのでしょうか。

 

2010年に創業して弊社も羽は去年 いょいよ、エンジンを組み立て始めていたものが今年から火が点火する感じになってきました

いやー随分と高いところから飛んだのか、谷が深かったのか。ということでいよいよ、

あのヒーローが此処一番で力強く上昇するように。いよいよメインテーマ曲が流れるのです。ジャーン。

 

僕らの業容は起業当初は自分の個々にもつノウハウでのコンサルテーションでしたが、時間をかけてやっと僕らの考えを投影したサービス商品を販売するようになってきました。

お買い物って楽しい。お店の方から色々聞いて納得して買うことは楽しい。店舗の人の「人」しかできないハイタッチな部分にフォーカスできるように

サポートできるしくみ。またお客さんがスタッフに対し患うことなく知ることができることも。お店との繋がり。

 

このような感じで、店舗と顧客とのコミュニケーションがあいかわらず飽きずに考え続けている結果、

FLOWシリーズ(FLOW FLOWCAST )というサイネージCMSをコツコツ開発してブラッシュアップし

ラインアップをそろえて、おかげさまで全国の店舗や商業施設に500店以上導入活用されるようになりました。

(24時間ジムのエニタイムさんの導入が大きいのですが!いち早くご理解導入ありがとうございます。)

まだまだな部分はあります、いわゆるクラウドサブスクリプションサービスモデルのお約束として。(永遠のβ!)
少しづつですが改善は繰り返してもっと進化していきたいと思います。またもっと皆様に利用されるサービスになるようにがんばります。

 

FLOW は、ソーシャルメディアをサイネージのCMS(カスタマーマネジメントシステム)に持ち込んだわけですが、

それはお互いが理解するために、店舗と顧客でのコミュニケーションのトランザクションを増やしていくことの解決方法として商品化しました。

最初は説明が大変でしたが。(えーインスタグラムはですねえ。。から始まる)

今では、ほとんどのお客様は直接ご指名でお問い合わせをいただいています。営業力が非力なのでありがたや。


個々の店舗の方々がその商圏内で簡単に現場の熱気を伝えたり、その情報や商品の良さ、シズル感を今すぐに展開するために。

一例ですが、エニタイムさんは全国各店舗さんでも積極的にやっていただいていて、エニタイム関連ハッシュタグはいまや10万件以上!あります。

インスタユーザーからの問い合わせや流入が今後も増えていくと思います。こうなってくると他はかないませんよね。

 

また、いよいよ2016年にFLOWMAP4Dを発表して以来、いよいよ今年大きな採用導入がはじまります。(長かった。。嬉しい。。)

これは、またリリースで発表いたします。嬉しい!これも時間の概念を取り入れた動的な地図ということや表示したいアプリケーションをレイヤードしていく

しくみです。
リリースでは、

;インターネット常時接続時代のデジタルサイネージの配信システムは、ストック情報に加えて、日々、刻々と変化する「フロー情報」の掲出を可能にする「Variable Screen(可変する情報掲示)」がスタンダードになると考えます。;

 

と言っていましたが、いわゆる電通さんなどが言っているダイナミックOOHということですね。

 

 

また、昨年の秋にまた新しいチャレンジをしますと発表いたしました。

前出でのトランザクションのやりとりを今度は、流通可能なポイント(コイン)で行うサービスを開発中です。

店舗と人とのやりとりをするための「ボール」は言語から画像、映像となってきましたが、(これはプリントする、もしくは再生するというアプリケーションのルール下)これはその商品サービスなどを「理解する」「マインドシェアあげる」ためのやりとりでありそれがゴール。

 

もう少し大きな概念で考えた場合、(もしくは小売流通や業態における問題意識ですが)

今度はその「ボール」がポイント(コイン)にしたいいうわけです。この場合は「理解」がゴールであありません。

商行為全体のルールを考えた場合に、商品と通過を「交換する」取引を行うわけですが、この交換自体が、投票であり、同意であり、応援である

という「意思」のためのボールと考えることができます。我々は、物を買うときに、応援しているし、企業姿勢を同意しているということにだんだん

敏感に、もしくは明確になってきています。また、それは企業だけではなく、様々な団体、チーム、同好の士にもあてはまります。

ユーザーはこのルールの流れにより「いわゆる何かと交換できたというトクをします」でも好きなチームを応援したり、復興を願うアクションができたり

することもできるのです。逆に俺を応援してほしいと立候補することもできるでしょう。クドスモデルですね。ここにダイナミックながれを作っていきたいです。

 

ということで、また何言ってんだかと思われそうですが、非常に真剣です。色々解決できることが多そうです。

 

ビジネス全体の設計、と具体的なしくみの開発、盛りだくさんです(障害もあるでしょう)が、FLOWCASTのときもそうでした。隗より始めよ。

いち早くピンときてくれて同意していただいた企業の皆様含めしっかり相談しながら鋭意つめてカタチにしていきたいと思います。

絶対にやりきります。

 

こんなことをやっているうちに、インセクト・マイクロエージェンシーにしかできないことがある。あいつららしいなあ。

と思っていただけるようになるとうれしいです。弊社一同やる気満々です。仲間も増える予定です。また募集しています。

楽しげな、いかした大人の集団でありたいです。

 

ということで長いですが、(もっといいたいことはたくさん)
健康に気をつけ楽しく厳しく仕事を楽しみたいです。

 

あ、仕事の話ばかりになってしまいましたが、バイクの免許とりたいです。またトレイルランニングも自分のペースで楽しく続けます。
本ももっと読みたいです。気になる絵も観にに足を運びたい。 自分の教養のなさ視野の狭さが身にしみます。気づけてよかったというべきか。

 

 

皆様におかれましては、いつも仲良くしていただいて、気にかけていただいて感謝しています。

本年もどうかよろしくお願いします。

今年50歳になるからと、高校1年のクラスメイトで34年ぶりに会うことになった。(同窓会があった)

 

今年50歳になるからと、高校1年のクラスメイトで34年ぶりに会うことになった。

 

普段顔を合わせているメンバーは、2件目が終わった後

「帰るねー」と、まとまって帰っていった。雨もいよいよ強くなってきたのだ。今夜夜半から雨という予報は実に正しかった。

 

湘南エリアに越してみてもう20数年、真っ先に気付いたことだが

海のそばは木々の匂いがしない。それは青々した、花の、実の熟した、もしくは朽ちた乾いた香り。

ここ武蔵野エリアの街の街路樹の活き活きとした緑の匂いは雨に打たれて一層映える。

 

 

先生も交えた2件目はカラオケボックスであった。
おおいに盛り上がった。結果として、もう中央線も動いてないだろう。

近隣に住む皆は何人かまとまって手際よくタクシーを乗り合う段取りになって散っていった。

 

 

僕はというと、34年ぶりと張り切って、国分寺の駅前のビジネスホテルを事前に予約していた。

茅ヶ崎からだとゆっくり飲んでられないので、そうしたのだった。

 

久しぶり会う面々に「よーし久しぶりだから最後の一人まで飲むぞー、ホテルもとったし!」

と言った言葉は今思えば若干空回りしてたのは、他のみんなはそれぞれ何度か集まったり、やり取りをしているからであろう。

 

皆がそそくさと帰ったのはもう一つ理由があって途中参加の女子のKさんはここからさらに遠くに家があるとのことで前回の同窓会の時は皆で朝まで付き合ってクタクタだったとのこと。「みんなばばーとじじいなのにオールは大変だったのよー」と女子のYがいっていた。そういうことか。確かにつらい。

 

結局残ったKさんと僕。飲むぞーといったので、じゃあ僕も帰る。。と今更言えるはずもない。

所在無げにしているKさんに「Kさんもう一軒行こう行こう」と誘う。

しかし、焼き鳥屋に入るものの、もはやお腹いっぱいで食べることも、飲むことも二人ともとっくに飽きていた。

 

「川村くんは昔小さい子がすきだったのよねー」

「えーそうだったっけ?」

と僕の印象などいろいろ話で改めて聞いいてると他人の話を聞いてるようで、僕はそんな高校生だったのかと興味が

あって楽しく、いろいろ聞いいていた。その矢先だった。少し沈黙してから言った。

 

 

「16歳の私は好きだった」

 

まっすぐ目を見てKさんは静かに、そしてはっきりと言った。

とても目が離せなかった。曖昧な笑いも茶化すこともできなかった。

 

「ありがとう。」って言ったのが精一杯だった、後ほかに何が言えよう。

Kさんの昔から変わらない大きな眼。蒼く静かな色。

そこに彼女の心の海の深く、蒼く暗い海底にずっと根を張ったアンカーが映った。

 

 

結局、Kさんは、やはり前回の一件の話を持ち出し、さすがに途中駅の八王子に今回ホテルをとったのだということだったので、そこまでタクシーで送るということに。「いいよー、また戻るんでしょ」と遠慮するところを押し込んで、送らせてもらった。

なんとなく自分のためにもそうしたかったのだ。もう少し時間がほしかった。

 

Kさんが泊まるホテルの最寄り駅でさよならを言って、Kさんを降ろした。彼女は傘をさして見送ってくれている。

でもタクシーの窓が開けられない。僕も手を振ったのは彼女は見えたのだろうか。

 

運転手さんには元の場所まで。と言ってもう一度シートを深く座りなおした。雨はさらに勢い増して降っている。

26時。国道20号を戻り、走るタクシーの後部座席の雨が叩きつける窓を僕は見ていた。

対向車のヘッドライトが当たる時だけ、窓にすがる雨粒が光に変わった。

 

 

34年間係留してたKさんの小さな船は、その留まった年月を感じさせず、静かにさらさらと流れ始めた。

僕の手元には彼女の小さな船をつなぎとめていた、鈍重な色をもつアンカーだけが残された。

今日改めて知った、見送るばかりの小さな船は忘れえぬものとなった。

コップ半分の水とモンブラン (2015年9月 9日 (水)のブログ転載)

毎年8月末から9月初旬にかけて、仲間からのシャモニークールマイヨールからのUTMBシリーズに関する報告が多くなってきて毎回引き戻される。そして問われる僕は全力でやってるのかと。
2015年僕もかの地にいた。そしてどうしようもないとてつもない感動をしていた。
それは未だに爪痕を残したまま。


で、その頃のブログの転載です。

これから挑戦する人と僕自身のためにもう一度。

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夜空に星のように永遠と連なる光はヘッドライトの明かり。はるか遠くに小さく、風にそよぐ可憐な花の色は、トラバース先の選手色とりどりのウェア。そんな光景を見るたび、ストックに額をつけて、ため息を1つついて笑ってしまう。みんな頑張っている。そんな中俺はいるんだなって。1人じゃない。最高だな。

距離170K累積標高10000M。
シャモニーから出発してモンブランを左手に見ながらフランス、イタリア、スイスを経て周回するウルトラトレイルデュモンブラン(UTMB)2015にラッキーが重なって出場する権利を得たのが1月(国内出場レースのポイントをクリアして抽選が受かって)。

一昨年くらいからは週末必ず、低山ではあるけども一人山に入ってトレーニングをしてきたし、チャンスがあれば仲間と走るイベントにも参加をしてきたつもり。
でも1回しか2000M以上の山ハイクしてないし、2000から2500M前後で1000M登り降るUTMB。もうイメージつかないというか、もう知るか!というか。。。まあやるだけやったらのんびりやるしかない!と開き直る作戦で。
また、直前のおんたけ100Kで無理な走り方をして膝を故障して1ヶ月走れなく、(自己嫌悪しつつ)針に通いましたが、なんとか直前に痛みが消えたので本当によかった。

夕方のスタートはゆっくり。最後尾から。
そうそうに一緒にきたコバとはお別れ。先に行ってもらってそこからはゴールまで一人旅。いろんなことが頭によぎっては消える。でも途中から自分の呼吸しか聞こえなくなった。次のエイドで何をするか。時間は。胃腸は?膝は?大丈夫か。とどんどん自分に向き合い冴え渡ってきた。あ、調子いいぞ。
トレイルのシューズは、厚底のホカ、もう使い古したミニマルのNB110、アシックスのゲルなんとかを持って行って結局悩みに悩んで最初に履いてスタートに立ったのは110。コバと前夜から話して、やっぱり丁寧に足を置く走り方をしないと壊すよなって話になって。これが功を奏してとてもいい。いろんな方がsurfaceが固いから厚底の方がいいと言ってたけど足裏や脚を通して会話しながら先を行くにはミニマルなシューズの方が僕は正解だった。

関門でもあり、半分の地点には次の日、昼の11時過ぎに到着。クールマイヨールではドロップバッグ(事前に用意した着替えやらをデポできる)を受け取って。ドロドロの靴下を脱いでシャツを着替えて、ヘッドライトを変えて予備の電池を持って、列に並んでパンやスープを受け取って、食べて。水を補給して30分で出発。

ここまでずっと関門の制限時間から1時間から1時間15分くらいのアドバンテージできている。
いいんじゃないの。レース前には調子にのって密かに40時間切ってゴールかと思ってたけど甘かった。
完走目標に切り替える。いいんだ。絶対完走したいし。
ヨーロッパの山々はそんな僕になんどもなんども前に壁のようにでてくる。SF映画の惑星のように、ロードオブザリングの風景のように。僕はイメージが貧困なのだろうか。とにかく僕が生まれていままでの日本であった山のイメージとどれも違う。圧倒される。

今年のレースはとても良く晴れて風景は最高に良く見える代わりに暑さがすべての選手を苦しめた。日本より北緯が高く森林限界が低いので日光を遮るものはない。岩肌、がれ場のトレイル。ほこりがのどに張り付く。夜は急に寒くなる。体温調整をしないと胃腸がやられそうだ。

途中エイドで羽田で一緒になった男性選手に声かけられた。
「もう次のアルヌーバでリタイヤしようと思ってます。。」確かに顔色が悪い。
「いやまだ1時間あるから大丈夫ですよ、一緒に行きましょう!」
「。。。もう1時間しかないですよね」
言葉に詰まった。あとはぼくちょっと先に出ますね!気をつけて!としか言えなかった。

2日目の夜は幻覚をみた。途中からどれが幻覚かもうどうでもよくなった。道だけ踏み外さなければ。

次のエイドでも違う日本の選手から、「もう関門ですかね。。」とまただ。
他の選手と同じく彼も疲労の色が濃く、2日間寝てないので目の周りのクマが2重だ。
どうせ僕も同じようなもんだろ。

「いやまだ1時間ありますよね!」とぼく。
「もうまにあわないかなあ。。」

コップに半分の水をどうみるのか。
ぼくはそんなに、能天気なのだろうか。

圧倒的に強い選手も遅い選手もそれぞれ、それなりに大変だ。僕らのように遅い選手はトップ選手の2倍活動(レース時間)しなくてはいけない。20数時間と40数時間。メンタル面も相当きつくなってくる。孤独でもあるし、自分を信じられなくなってくる。もう一人の意識がもうよく頑張ったよ。やめようぜ!といってくる。

でも急登でも一歩づつ前に足を置けば必ずゴールは近づいてくる
その後、先に行ってしまったけど、2度目に声かけてくれた選手はばっちり復活して追いついてきた。
途中最後の山で補給食ないということでいくつか渡したりもした。
お互い絶対完走しよう、ビールを飲みましょうと 檄を飛ばし合った。
最後の山降りる時なんと、ぼくを抜いていってww「本当にありがとうございましたー!」と。
よかったよかった。

ぼくも最後の下りはどうなってもいいやってくらいストックを使って飛ばした。足が残ってるというか
アドレナリンが出まくっている!!
スタートからせっていたイタリアの選手にウィンクされる!やったよな!俺たち!そうだ。やったよ。

シャモニーの街の大観衆の中、花道の中をゆっくり走る。国籍を超えて大歓声、皆さんに祝福をされハイタッチをされ、拍手され、笑顔を受け取って、何かみんな笑顔で叫んでる。ナイスラン!ガンバ!日本語も聞こえる!
全てを噛み締めながらゴールゲートへ。
ゴールゲート先の教会、その先の山山をぼんやり眺めて、ああ、おわるんだ。終わるんだ。
終わってしまうんだ。。。
過ぎ去った、焦燥、諦め、後悔。
溢れる、感謝、達成感、そして寂寥


複雑な感情を抱えてゴールした。ゴールできたんだ。  

44時間57分。とても平凡なタイム。


でも人生で特別な日。    一生忘れない。

会社が設立8年。9年目になります

今日は雨。
今年は最速の梅雨明けを宣言した途端、またもや一部のエリアで豪雨が続いてます。各地域で重大な災害にならなければと願います。

 

7月6日。

明日は七夕であり、また、弊社の創立記念日です。会社は9年目、8年が経ちました。

 

去年は1人、茅ヶ崎駅前の焼き鳥屋のカウンターで飲みながら、若干いい気持ちで、しみじみ思ったことをブログに書いていました。

 

 

今年、心模様は去年とどう違うか。まあ、昨年の自分の記事を読んでも、いやあその通り。という感じで、まあそりゃ本人が書いているのだからその通りだよねと思いつつ

何か違うことがあるのかと自分に呼びかけるのですが。 うんうん違う事ね。

 

1)社員が増えた。

2)仕事(事業)のキャラクターがさらに輪郭がはっきりしてきて、進みたい方向への事業展開の将来も見えてきた。

3)がしかし、さらなる対応する体制と、企業の体力向上の必要。

 

とうことで、やるべきことははっきりしているので今の気持ちは、しおらしい気持ちというより、イメージ的には、舳先が水を切って進む映像のイメージ。

その速度や力強さ、また油断のできない緊張感を真っ向から感じているイメージでしょうか。

 

相変わらず「豊かなコミュニケーションの成立」を目指すことは変わりません。

おかげさまで、その思想をベースにした我々のサービス群を理解していただいて、興味を持ってご連絡をいただいたり、ご発注いただけるようになってきました。

 

今年の下期、来期とまた怒涛のような油断のできない展開が続きそうですが、これを「やりがい」と呼ぶんでしょうね。

仕事は楽しい。そういうことです。

 

弊社の社員一同、またその家族の健康と幸せ。この会社の仲間でよかったと言われる事と、最大限のパフォーマンスによりお客様に喜ばれる事。

また、社会にとっても必要であるとされるようなサービスを常に考えて実践していくこと。

引き続き頑張りたいです。

 

個人的にも今年の夏を過ぎると50歳ということで、最近「おじさん」「おっさん」はあまりよろしくない代名詞として使われてますが、

いやー、僕の周りはかっこいい大人、かっこいいおっさんが多いですよ。どうなんすかね。

 

なので、ぼくも負けずにかっこいいおっさんを目指しつつ、頑張りたいと思います。 
今年も最高の夏、いや1年にしような!!

「見える価値、見えない価値」 IMAメールマガジン/デジタルサイネージ複眼コラム掲載6月28日回

「見える価値、見えない価値」

 

 

デジタルサイネージによってディスプレイなどに送出されるコンテンツは基本的に「映像/画像/音声」コンテンツです。

まあ、あたり前ですね。日々放映するサイネージコンテンツを考える場合にサイネージのもつ強みをや役割を

改めて分解して考えていると面白いので今日はその話をしてみます。

 

 

日常生活する上で購入する様々な商品。

私たちはそれらに対し大なり小なり買うべき価値を認識してその対価であるお金を支払いますよね。

その「価値」の感じ方は、その企業、そのブランド、またはその商品の生産地や素材、デザイン、パッケージ、もしくはユーザーの評判

もちろんそれらの価値に見合うと判断できる価格!などなどが積み重なり、統合された上で判断され、選択され購入するはずです。

そんなことを自然と意識せず買う側の僕らはしています。

 

店舗で商品棚、もしくはディスプレイされた商品は、美味しそうな、もしくは美しい、楽しそうなど、その商品を購入した結果得られる

ベネフィットを最大限表現するレイアウトであるVP もしくは計画されたVMDとして設計実施がされているはずです。

 

デジタルサイネージを店舗で活用することで、さらにその部分を拡張して伝えることが可能になります。

その大きな1つとして、前出にも書きました、商品の裏側にあるストーリー=いわゆる「見えない価値を表現すること」が可能となります。

 

ブランドメッセージ、企業の取り組み、安心、安全など、また、その商品のもつ、大事にしているイメージ、などの補助や拡張を

サイネージのコンテンツとして動画や静止画で伝えることができます。

店舗という販売の現場であり、独自のコミュニケーションの空間で情緒的に、またわかりやすく買うべき理由を提案をすることが可

能となるのです。いわゆる他メディアのように、ライバルなどだれからも邪魔されずに。

そう考えると店舗でのサイネージコンテンツはまだまだ工夫すべきことが沢山あると思います。

 

 

最後に弊社の話をするとFLOWシリーズなどでインスタなどSNSを活用するのはその部分で販売/店舗スタッフの皆さん、ユーザーやアンバサダーなど

一人一人が「活き活き」とお客様へそれぞれ話しかけることで(提案することで)お客様とのコミュニケーションの総量をあげたい意図があります。

作り込んだブランドイメージやメッセージ。また、お客様とのコミュニケーションのトランザクションの多くできるしかけ、この2つ統合させたしくみがFLOWCASTということになります。このCMSでは、小さく多い複数の(各店舗)コミュニケーションサークルと本部から店舗に同時にスプレッドされる形状の伝達の実施を同時にするイメージです。

ということで、また次回!これから夏本番!弊社の片瀬江ノ島周辺、湘南はえらいことに毎夏なりますがまたこれも風物詩。

今年の夏も楽しみましょう。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

熱いものは熱く

先方での13時からの打ち合わせは、今日は早く切り上げられそうだからと、昼ごはんを食べずに向かったところ、まあよくある話で、すぐ終わるはずもなく、しっかり2時間かかった。(いや、よきこと!)

 

さあ、腹減ったぞどうすんだ。でも16時から来客ありということで、まず水道橋に戻り駅前の中華料理屋で定食を食べるかと。
中華丼とミニタンメンを頼んだ、最近入った新人が中華丼を熱い熱いとワシワシ食べている。餡があるから熱いのだ。

「おいおい、そんな急がなくていいぞ」と言うと

「僕早食いなんですよね、いつも(彼女もしくは家族)怒られるんですよ」と。続けて

「でも熱いものは熱く、食べたいじゃないですか!」 

その時に、
お、(若いのに)いいこと言うね。と思ったわけです。

だらだら話しながら、すっかり冷えてしまった料理を箸やスプーンを所在無げに遊ばせながら食べるなんてありえない。まあ向かいに座るだれかがそうしたとしても注意はしないでしょうが、いい気分はしない。

そういえば池波先生も本の中で、親の仇ばかりに、天ぷらは揚げたそばからかぶりつけ!なんて書いてあったなと。ふと。

なんてこともあり、会社帰り後半のクライマックスに差し掛かり気になっていた佐藤正午さんの「鳩の撃退法 下」の続きを駅前の喫茶店で「すがすがしく(いい本だったなと)」読み終えたあと、帰りの道すがらヘッドホンをして音楽を聴く気にもなれず、少し戻って同じく駅前の古本屋で文庫本のワゴンから


佐藤隆介さんの「素顔の池波正太郎」にぴたっと目が留まったのでした。 百円。

 

電車で面白く読まさせてもらいましたが(著者の佐藤さんはうちの親父と同い年か)
文面の中で、やはり食に関わる部分が出てきて読みながら「いいぞいいぞ!」ページを繰りながらニヤニヤしてしまいました。

そもそも、池波正太郎さんの本との出会いはもともと親父が読んでたので昔実家にハードカバーや、文庫本がたくさん積んで、もしくは並んでいた。剣客商売しかり、梅安しかり。鬼平しかり。

当時は新刊出せば売れるベストセラー作家だったでしょうから、うちの親父もその当時(今の俺と同い年くらいか)まさに夢中で読んでいたに違いなかった。

暇なろくに勉強もしない高校生の僕はその当時読んだ時代物は吉川英治宮本武蔵くらいで、あまりピンときてなかったのではあるが、偶然その中に「男の作法」という薄いエッセイらしきものがあり、まあ薄いし読みやすいかと、家の本棚から好奇心で手に取ったらそれが滅法面白く、また、「かっこいい大人」がそこにいたのでした。しびれました。

 

そのあと「散歩の時何か食べたくなって」を自分のお小遣いで購入して、ああ、いつか蕎麦を神田のまつやで食べたいなと夢想したものでした。

その後、サラリーマンになって、食通の上司に連れられて神田まつやの暖簾をくぐり、ああここかあとしみじみ思いながら蕎麦をたぐったのでした。が、第一印象は「少ない」でした。野暮だねえ。かっこいい大人にはなかなかなれないもんだ。

 

今年50歳になる今ならわかるかもしれない。
一人で夕方あたりに久しぶりに行こうかな。