川村ユキハルの毎日2

湘南茅ヶ崎界隈のいつもの暮らしぶり。 仕事の話や思うこと。再び。

心機一転 仕事が変わりました。まだまだ働きます学びます!(楽しく)

 

 

この度、私、川村行治は宮園輸入車販売株式会社に入社し、マーケティング担当取締役を拝命しました。


宮園グループは、タクシー(東京無線)、ハイヤー、観光バス、鉱油、旅行代理店、自動車販売2社(トヨタモビリティ、メルセデスベンツ)の事業体であり、東京中野に本社を持ち、そのエリアを中心に周辺地域に営業所、事業所を構えております。グループとして本年、創業70周年を迎えました。

いわゆる一族経営であり、祖父が立ち上げ伯父達、父などが経営に参画してきた会社であり、現在は3世代目の従兄達が社長以下経営、事業に参画しております。

 

私は広告業界2030代と過ごして、42歳でご存知の通りサイネージをを中心とした方法により店舗、施設のコミュニケーションを支援とする会社を起こしました。お陰様で、10年を迎え、事業の次を見据え本日101日をもって社長を後任の役員の赤津に譲りました。
私は会長として引続き役員ではあるものの、今までとは違う側面からバックアップしていきます。赤津社長率いるインセクト・マイクロエージェンシーを引き続きよろしくお願いします。

 

私が直近10年やってきましたように、弊社をはじめ様々な大小ベンチャー企業がインターネットを活用した関連サービス業で一旗あげようと熱にうなされるように仕事に没頭していると思うと、70年前のモータリゼーションの大きな波が来る黎明期に祖父や伯父達、仲間の皆さんが何も足りていないなか、これからはクルマの時代だ!と東京の中野の地で、宮園自動車を起業し業務に邁進したのも同じような状況だったのかと想像します。まだ、ルールがあまり決められていない時代。そのルールを自分たちやその仲間、業界、行政などと決めて行こうという状況だったかと思います。大変な時代も幾つもあったとは思いますが、当時の経営、現場の皆さん全員一丸、和をもってその努力と情熱によって、会社はお客様や地域にはなくてならない存在になったかと思います。

70年会社が継続させる事がどんなに大変かは、私も今少しは理解ができます。

 

しかしながら、クルマ業界のここ最近の様々なうねりにも似た動きは皆さんももちろんよく理解されているとは思いますが、少子化環境負荷などの要因をベースに 交通事業者全体を巻き込んだMaaSの動きや各メーカーが直接販売に関わるなどが構想だけでなく実行に移されてきました。

私が、このタイミングで宮園に呼ばれたのも、この先を考えなさい、実行しなさいという事と理解しています。

長く商売をしている中での最大の資産はお客様(顧客)です。どのように繋がっているかが今後重要になります。これから実業を急いで学びながら把握し、今まで培った様々な皆様との繋がりの中で、沢山ヒントを頂きながら改めてモビリティ(と全体的に括りますが)に対し「ビジネスとしてお客様との繋がり方の再定義と構築」を実行していこうと思います。
未来を見据えた上で、今より更にお客様や地域に役に立ち、宮園から購入したい、利用したいとしていくための再構築です。

それはグループ横断的であり、社外超えた繋がりを含みます。

これらは活動になっていくと思いますので、機能するのは簡単ではないと思いますが、いよいよ準備をしておく必要があります。


改善を重ね成熟したサプライチェーンや業務プロセスの中において、根本的な変化はどの人も好きではありません。余計な仕事が増えるからです。事例はあるのか?と聞かれるでしょう。過去の業務ノウハウに当てはまらない新しいことも理解しなくてはならない摩擦もあるでしょう。

私はその事を理解しつつも、まずやるべきは、じっくりと、かつ急いで業務にあたっている様々な立場の皆さんの話を敬意をもって傾聴し学ばなくてはいけません。努力することを誓います。色々な事を決めつけずに向き合いたいと思います。

 

様々な業界のお友達の皆さんにおかれては、情熱をもって(楽しく)改めて何かしら新しい仕事がご一緒できればと思います。様々な変革の中だからこそ、思いもよらぬ新しい価値が様々な皆さんと共に発見することもできるでしょう。楽しみにしています。

因みに久しぶり52歳にして中野で一人暮らしです。自炊も大好きだし、外で食べたり飲むのも大好き(痛風だけども!)ですので、電車を(ある程度)気にせず!改めて皆さんと色々なお話ししたく。もちろんビジネスタイムでも。とても楽しみです。

 
あ、あと最大の変化はスーツを着ることです。(なんてこった!)冠婚葬祭の1着以外持っていなかったので慌てて今回買いました。という事でこれからはスーツ姿で参上すると思います。(たぶん)

 

新しい今日。

新人の私にこれからのご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

<7月7日 本日は七夕ですが、、と毎回始まるタイトルでお馴染み今日はインセクト・マイクロエージェンシー創立記念日>

f:id:kawamurayukiharu:20200706193805j:plain

<10周年記念名刺は1年間限定でそれぞれキャラクターが違います>




本日弊社はめでたく創業
10周年をむかえました

 

また、それを記念し、弊社では10周年記念webサイトを立ち上げました

 (下記リンクあります)

一部の皆さまにはなりますが、お手紙なども出しました。

 

本来であれば、起業以来毎年(最近は、やれてないのですが)「インセクト大感謝祭」と称してお世話になった様々な皆さん(クライアント、協力会社、様々な業界関係者、クリエイター、トレイルランナー、友人、近所の方などなど)をお呼びして、凄まじい異業種の交差する肩書関係なしのパーティーを開いているのですが、昨今の状況を鑑みて、そのような事はまさに濃厚接触ど真ん中の部類ですので残念ながらできません。(返す返す残念)

 

という事で、冒頭の通り記念サイトという事になりました。

1年間を通じて、来年の今日までの期間限定による特集ページです。

そちらで今後、感謝の念やご挨拶や様々な話などをしていけたらと思います

お時間ありましたら、是非いらしてご笑覧下さい。

 

やっと10年、もう10年ですが

代々続く会社や老舗といわれる店舗からすると、我々はまだほんの1ページ繰れた程度です。一人徒手空拳の中立ち上げ、様々な方に助けれられ支えられ続けてきた中で素晴らしい仲間が増え今では「なりわい」として事業のカタチがやっと見え始めて参りました。

 

元々起業する人間は一部狂気を孕んでないと続ける事は出来ないのではとも思いますが、私の場合もお歴々の経営者先輩方と同様「こういう世の中になりゃいいのに」という大切な部分があり、それはソリューションとして社是に直結します。預言や批評ではなく、具体的に実現するカタチを作ろうじゃないか、という意地こそが狂気の沙汰なのかもしれません。

その思いをもった大小様々な会社が様々な守備範囲で昔から諦めず挑んできた積み重ねが今の経済を作っていると思います。

10年を経ってみて、事業を特に人知れずでも続け、雇用を今も生み出している経営者の先輩方に対し、今改めて敬意を思わずにはいられません。


沢山の課題とそれに伴うチャンスを抱える、この風雲急な世の中ですが、一つ、もう一つと解決できる会社になるべく努力を続けてまいります

 

記念サイトはこちらから 

https://insect01.com/lp10anniv/ 

 

年末 相模湾景  <2019年12月31日>

いつもの通り茅ヶ崎の家から海に向かって左折し国道134号を葉山方面に車で走る。

 

茅ヶ崎あたりの浜は防砂林でしっかり覆われて視界に海はない。砂まじりの茅ヶ崎は伊達ではない。合間からたまに見える海をちらと見る。それが数回続く。そして車は順調に藤沢鵠沼エリアへ。

早朝から吹く強い南風は相模湾の海面全域を押さえつけ、また吹き上げている。

いよいよ見えた海は吹き上げられた白波がざわざわとパッチワークのように海面に貼りついている。江ノ島周辺。ここらへんのラブホテルはほとんど潰れてしまった。新たに建つのは商業施設やインバウンド用のホテルか。

水族館の付近は多勢の人。単車が集まって休憩している。道行く車もここから混雑。

右側の腰越漁港、左側にはいつもアカモクや刺身を食べている池田丸をみて進み、小動(こゆるぎ)神社を越え鎌倉へ。(住所的にはすでに鎌倉ではあるもののなんとなく)

そう言えばケンタッキーは潰れて長らく高いコインパーキングでしたが、いよいよビルが建設中。

 

ここから右側は相模湾の海が大きく松や建物に隠されることなく見える。

10年も通ってるけども、海の近くに住んでるけども。

あ、海光ってるな。やっぱりいいな。とか独り言を言葉にしないでもなく毎回飽きもなく言うのです。

 

真っ直ぐ前方の車と道路を見つめながらも右の目尻に感じ続けるその右側の広がりにある海と空、やはり白波は岸の近くから始まり空に溶け込む水平線の方まで立ち上がっています。そこにまじる黒い影はサーファー。あせた道路標識は風に小刻みに揺れている。

 

解像度の高い青さ。七里ヶ浜上空には複数のトンビ。その風をカイトのように受けとめ静止しているかと思えば、たまにヒラヒラと舞いおちまた上っている。インバウンドの観光の人が珍しいのか餌をあげている。彼らの爪には気をつけて。

 

ここを超えるとまた車の流れが良くなりアクセルを踏みなおします。稲村ヶ崎はもうすぐ。

稲村ケ崎温泉は黒いお湯。夜より昼の方が入るにはいい。海は見えるけど夜は真っ暗だからね。海岸線沿いの車のテールランプしかみえない。それもまたよしか。

 

 

車だと風は気にならないとても日差しが暖かい大晦日だね。

2019年も通り過ぎて明日には2020年です。

 

都度振りかえるのはあまり好きではないタチなものの、年末ともなればどうだったかなとやはり考えます。もう今年は51歳になりました

 

今年は生活を考えると子供が大学2年生で自分の好きなことを教わっていて、課題で文章やレポートを書きまくっていて、また創作も並行で作品を作っているようでうらやましいくらいに現状充実しているよう。創作の苦労も話していて中々面白い考察もあって頼もしい。

難しい来期の人気ゼミにも滑りこむことができたよう。

二人の時彼の口から、今までそんなことを言うタイプではないのだけど静かに決意ともとれる口調と言葉で、「一生文章を書いていく(プロになる)」と面と向かって言われたのは感慨深い。大人になったなあといいうか。一人の青年だ。もう少年ではない。応援するよ。

 

子育ての季節がほぼ最終コーナーをむかえています。

はっきりとまた夫婦2人になることをお互い意識するようになりました。それに伴い夫婦で将来を話すことがまた多くなりました。

 

今年は50歳代でやりたかった、オートバイの(中型・400CCまでの)免許を4月から教習所に通い6月にとり7月に念願の自分のバイクでこの道を走りました。
あたらしい事を習うのは緊張感があり楽しかったことでした。
また自分の年齢もここでも意識することになります。教習の先生に反射神経が若い時より遅いのだからと結構言われ、イジワルだなあ。そんな言わなくてもと思ったものの。

世間ではというか物理的にはそうなのよ。まあね。だから尚更安全には気をつけていきましょう。

緊張が解けた卒検合格発表の時に教室でとなりの若い生徒に、でさバイク何買うの?とかキャッキャ話してたもののたしかに彼はうちの息子と同じ歳だわと。笑顔でどこかの道で会いましょうと言いあった彼も今年1年楽しくバイクライフおくれただろうか。

 

 

今年はライフワークの手書き地図推進委員会の4人のメンバーで分担して執筆して一冊の本を出版することができました。書店などで手に取っていただいた皆様ありがとうございます。

出版社の学芸出版社の担当編集の岩切さんは本当にお世話になりました。7年間の集大成で本当に真面目に書きました(我我のトンマナで親しみ易く楽しくしていますが)

8月に出版してトークショーだったり、ラジオ出演だったり色々楽しい思いができました。また、ときがわのマスター含めて色々な方に再度邂逅することができるチャンスも生まれて本当に思い出深い1年となりました。来年も色々このご縁が続き広がりそうです。嬉しいこと。また本だそうぜと言いあっていましたが、はてさて。

 

今年は仕事はとても忙しくなりました。社員も増えました。売上も増えてきました。

しかしやりたいことは未だ未だ半ば。でも言えるのは今年1年弊社はとても成長したということ。凄く嬉しい。

来年も社員一人一人どうやったら楽しめるか、いい仕事ができるか。

世の中に対していいサービスが提供できるか。豊なコミュニケーションのしくみを提供しそれらをしっかりと成立定着することができるか。まだまだチャレンジです。

といいつつ来年で創業10年を迎えます。色々考えること思う事もいっぱいあります。

もっともっと走らなきゃ。

 

 

夕方。

さあ鎌倉方面から戻ってきました。茅ヶ崎の僕の家の近くでは134号の平塚方面の道の先に富士が見えます。その左側に陽が落ちることで富士のシルエットが優しい輪郭を定着させています。陽が暮れていきます。昨日と同じ様に。

 

今年も皆さまには大変お世話になりました。

明日の元旦は風が変わって寒くなるんだね。風邪などひかぬよう。

来年も皆さまどうかお元気で。

僕も気をつけます。笑顔でまた会いましょう。じゃあね。

 

良いお年を。

 

今年もインターンがきました

今年もインターンの学生がいらっしゃいました。

 

インセクトは、2013年以降インターンの学生さんを毎年2、3名受け入れさせていただいています。今年で7年目。もともとは藤沢での異業種交流の勉強会で、茅ヶ崎にある文教大学の酒井先生と知り合うことになったことがきっかけで始まりました。

弊社は社員全体で今7人、以前はもっと少ない人数であり、もちろん無名の中小企業の会社です。ですので、そもそも人数が少ないので、対応がいつものように雑で申し訳ないのですが、その代わり我々が若い彼らに提供できる事としてまず、1つ最初に言うことは

「望んだら色々教えてあげる。どこでも連れて行ってあげる。望めば。」です。

インターンと称してエクセルの表を打ち込んでるだけの会社もあるそうです。
我々ができることといえば、仕事の現場はこうなっており、打ち合わせの(名前を聞いたことのあるような)客先との打ち合わせの現場はこんな感じであり、その中で、取引先の方が優秀だなーとか、インセクトのメンバーも中々やるなとかおもったり、そうでもなかったり。仕事の時間を通じて、考えていたり議論してたり、頭下げていたり、喜んだり悔しがったり奮闘している様子を是非見てもらいたい。と思っています。もちろんその期間いっしょに打ち合わせで意見を貰ったり議論に参加してもらいます。
マーケティング広告業界のこと、メディアのこと、サイネージのこと。今後のメディアの行方。興味があればとことんレクチャーします。
そして最終的に「仕事は楽しい」と感じて貰えばいいよねと。我々ができる小さな社会貢献ってこういうことかな。と役員の赤津とも最初から話していました。(受け入れるということはお世話をするので負担はかかるけども、やるべきと。)

インターンをして卒業していった学生からは、面接の時役に立ったとか、その後もバイトで来てくれたり、希望する会社に就職できたり活躍しているようです。

社風というものが大企業のものだけでないのだとすると我々もこのようなイズムがある会社としてカラーを持っていると自負しています。




 

 

会社設立9年経ちました

77日は会社の創立記念日

 

毎年思い出すのは2010年。登記に向けて、一人、検索したなるべく怖そうじゃない横浜の行政書士に相談しにいって、
右も左もわからないまま言われるがまま、色々やっていただいて登記したこと。
手続きが終わった雑居ビルが立ち並ぶ横浜の道ばたから最初に電話したのは実家の親父で(特に話す人がいない)、「あ、登記できたわ。」が会社が誕生した瞬間でした。地味。。


あと初めて「社長」と呼ばれたのも行政書士の方が最初であって、最初言われて、「こりゃ、盛り場の客引きみたい」としかイメージできない自分に気恥ずかしさを感じていました。

 

ということで、そんな始まりから2019年の今日で9年経ちました。いよいよ10年目。

「豊かなコミュニケーションの成立」という社是は相変わらず変わらなくて、店舗や施設と訪れる方とのお互いの「いい握手」「いい関係」をサポートすることができればということは変わっていません。

そのためには「お互いの情報の総量を増やす」ことが重要で、1つの価値観から多視点/複数の価値の存在を認めることであり、その様々な価値観のトラフィックをどう捉えるかをいつも考えてサービスに反映させようとしています。

 

今後通信技術やAIに関する技術などのインフラが整えば、なおさらサービス/ビジネスに変換することが色々可能になり、僕らの興味や、やれることはさらに増えていきますからまあ、飽きることはないです。

 

おかげさまで色々なお客様からご相談や、ご依頼や、弊社オリジナルのサービス導入をいただいており、それに伴い採用した新しいメンバーに恵まれ、わいわい、ドタバタやっています。

現在インセクト・マイクロエージェンシー役員、社員 全員で7人になりました。たぶんあと少し増えるでしょう。

 

まあ、世のベンチャーの皆さんと違って遅い成長ですが、そのこともあって足腰強い会社になってきているのは確かです。ここにきて成長のスピードが速くなってきました。(やっとか!もしくはいつも言ってる気が。。)

まあ、歩みが遅いのも全ては社長の僕が原因ですが、広告代理店出身なのに、独立当初広告の商流の中で商売する考えはサラサラなく、わざわざ、自分で0からコミュニケーションサービスをつくって、顧客0人から商売をしていくということがいかに大変さかはよくわかりました。(独立当初助けていただいたクライアントの皆さん感謝です。)

でも、いわゆる今までの広告業界や制作の知り合いの皆さんには当初ほとんどアクセスせず、ディスプレイ(家電)メーカー、通信キャリア、デベロッパー、ソフトウェア開発会社、リース会社、もちろんテック系ベンチャーの皆さま、などなど沢山の皆様に出会い、おつきあいさせていただき、勉強させていただいたことは正しかったと思います。デジタルサイネージコンソーシアム所属企業のお歴々の皆さんからも本当に色々なことを学びました。(今も)

 

9年経った今、ご縁もあって、以前の会社の(戦争のような仕事をくぐり抜けてきた)同僚や上司のみなさんから誘いをうけて、ゴルフを通じて今一度付き合いが再開したことも今はすごく嬉しいことです。自分自身も変わってきたんだなと。素直に受け止めています。

 

 

ということでもうすぐ10年ともなると色々内省的な性格が頭をもたげて色々考えちゃうのですが、バーローまだ早いぞ俺よ!
色々未来に向けてやることが山積しているので、やるのです。


やっぱり好きこそものの上手なれであって、雀100まで踊り忘れず。

僕はやっぱりビジネスの仕組みよりになったにせよ、コミュニケーションに関わる仕事が好きということですね。

続けていれば訪れるであろう事業的に苦しい時も、やっぱり楽しいから「俺がなんとかせねば!」と思うのです。

 

10年目のさらに気合いの入ったインセクト・マイクロエージェンシー一同 引き続きよろしくお願いします。

水道橋事務所を離れます 。さようなら。

今日は引越しである。3年間お世話になった、水道橋事務所を引っ越します。さようなら。

 

思い起こせば、この事務所にお世話になったのは、大内さんからの紹介であった

湘南片瀬の海沿いの事務所、インセクト・マイクロエージェンシーが、結局というか、東京のクライアントの仕事が多くなってきて、赤津と2人、もしくは他のスタッフ含めで打ち合わせごとに喫茶店、もしくはドロップインのコワーキングスペースはもう厳しいかと感じているときであった。仕事の内容は機密の内容もあるので、資料は広げられないし、声だして討論もしにくい。何より、もう打ち合わせの合間で入る喫茶店で飲む数杯目のコーヒーにはうんざりであった。頼んだきりテーブルにあるコーヒーは殆どくちをつけずに冷めていった。

 

そんなことを手書き地図推進委員会の仲間の大内さんにぼやいたところ、あるよ、知り合いが2fが空いたので丁度探していたと言う。(正式には共同で使えるよ)しかも、その貸してくれる人は川村さん絶対気の合うタイプの人だと。おっと、これは会わねばなるまい。それがきっかけだった。

実際現地に行ってみると、昭和40年代に建ったであろうか年代もののレトロな4f建ビルの2f。鉄のドアの規格は昔ながらで小さく、間取りは細長い長方形、トイレは和式。飛散防止の細いワイヤーの入った磨りガラス窓。窓の面は多く採光も申し分なく、サッシが鈍いアルミ色でガッチリとしている。今時丁度一周回ってかっこいいじゃないか。昔、武蔵小金井の駅前で小学校の頃、古いビルにあった老先生の珠算教室に少しだけ通ったことがあったけど、そこに似ている。冬、暗い階段を上がって、子供には重い鉄のドアを開けるととても暖かく、いつもの名調子の「願いましてはぁ」老先生の声とパチパチとソロバンを弾く音。石油ストーブの匂い。ヤカンの湯気はいつもあがっていた。

他のメンバーや来客者含め何かしら、それぞれノスタルジックなノンビリとした印象を醸す居心地のいい空間。当の1fのシモちゃんの部屋はカメラマンとしてスタジオの機能は辛うじてキープしながらも、趣味のモノや様々なジャンルの本達。それら思念のゴーストに溢れ包まれた場所。男だったら一度は憧れる「男の子の城」を現実にしている羨ましい人であった。僕の知り合いもパーティーなどで1fに立ち入ると100%うっとり溜息をつく。

そんな人や周りのメンツは面白くないはずがなく、シモちゃん、トンちゃんや、このビルを訪れる人達はみんな味があった。

ということで、お世話になることを決めた。シモちゃんの解説もあり、ここの住所は西神田であるので、三崎神社に挨拶に行き、東京の水道橋事務所はスタートした。

 

それからさらに仕事は忙しくなり、あっという間の3年であった。

 

しょっちゅう絡んでいる訳ではなかったが、しもちゃんやとんちゃん、皆さんのお陰ですっかりこの地と人達が好きになった。いくつも大学のある文教エリアであって、出版社も多く、そもそも昔ながらの本の街、カレーの街。隣の小川町はスポーツ店がいっぱい。居酒屋など食べるところには目眩がするほどこまらない。おまけに複数走る電車のアクセスもよい・。

 

ちょっとまってくれ。そんな街を離れられるだろうか。

ということで、今回、西神田を離れ引越し先は神保町になります。隣町。てへぺろ

 

しもちゃんや皆さんとはさらに絡んで面白い事を考え中。

という事で、皆さん遊びに来てください。

 

 

<今年は飛翔の年に。などという言葉があるけれど。>

 

 

どこかで読んだ話ですが、いわゆる起業するということは、落ちながら飛ぶ飛行機を組み立てる作業をすることだと

うまいこと言うもんだなあと最近思うようになりました。

 

 

地面からみている人は浮かんでるなーと思い、空から見る人はあいつら落ちているなーと思われているのでしょうか。

 

2010年に創業して弊社も羽は去年 いょいよ、エンジンを組み立て始めていたものが今年から火が点火する感じになってきました

いやー随分と高いところから飛んだのか、谷が深かったのか。ということでいよいよ、

あのヒーローが此処一番で力強く上昇するように。いよいよメインテーマ曲が流れるのです。ジャーン。

 

僕らの業容は起業当初は自分の個々にもつノウハウでのコンサルテーションでしたが、時間をかけてやっと僕らの考えを投影したサービス商品を販売するようになってきました。

お買い物って楽しい。お店の方から色々聞いて納得して買うことは楽しい。店舗の人の「人」しかできないハイタッチな部分にフォーカスできるように

サポートできるしくみ。またお客さんがスタッフに対し患うことなく知ることができることも。お店との繋がり。

 

このような感じで、店舗と顧客とのコミュニケーションがあいかわらず飽きずに考え続けている結果、

FLOWシリーズ(FLOW FLOWCAST )というサイネージCMSをコツコツ開発してブラッシュアップし

ラインアップをそろえて、おかげさまで全国の店舗や商業施設に500店以上導入活用されるようになりました。

(24時間ジムのエニタイムさんの導入が大きいのですが!いち早くご理解導入ありがとうございます。)

まだまだな部分はあります、いわゆるクラウドサブスクリプションサービスモデルのお約束として。(永遠のβ!)
少しづつですが改善は繰り返してもっと進化していきたいと思います。またもっと皆様に利用されるサービスになるようにがんばります。

 

FLOW は、ソーシャルメディアをサイネージのCMS(カスタマーマネジメントシステム)に持ち込んだわけですが、

それはお互いが理解するために、店舗と顧客でのコミュニケーションのトランザクションを増やしていくことの解決方法として商品化しました。

最初は説明が大変でしたが。(えーインスタグラムはですねえ。。から始まる)

今では、ほとんどのお客様は直接ご指名でお問い合わせをいただいています。営業力が非力なのでありがたや。


個々の店舗の方々がその商圏内で簡単に現場の熱気を伝えたり、その情報や商品の良さ、シズル感を今すぐに展開するために。

一例ですが、エニタイムさんは全国各店舗さんでも積極的にやっていただいていて、エニタイム関連ハッシュタグはいまや10万件以上!あります。

インスタユーザーからの問い合わせや流入が今後も増えていくと思います。こうなってくると他はかないませんよね。

 

また、いよいよ2016年にFLOWMAP4Dを発表して以来、いよいよ今年大きな採用導入がはじまります。(長かった。。嬉しい。。)

これは、またリリースで発表いたします。嬉しい!これも時間の概念を取り入れた動的な地図ということや表示したいアプリケーションをレイヤードしていく

しくみです。
リリースでは、

;インターネット常時接続時代のデジタルサイネージの配信システムは、ストック情報に加えて、日々、刻々と変化する「フロー情報」の掲出を可能にする「Variable Screen(可変する情報掲示)」がスタンダードになると考えます。;

 

と言っていましたが、いわゆる電通さんなどが言っているダイナミックOOHということですね。

 

 

また、昨年の秋にまた新しいチャレンジをしますと発表いたしました。

前出でのトランザクションのやりとりを今度は、流通可能なポイント(コイン)で行うサービスを開発中です。

店舗と人とのやりとりをするための「ボール」は言語から画像、映像となってきましたが、(これはプリントする、もしくは再生するというアプリケーションのルール下)これはその商品サービスなどを「理解する」「マインドシェアあげる」ためのやりとりでありそれがゴール。

 

もう少し大きな概念で考えた場合、(もしくは小売流通や業態における問題意識ですが)

今度はその「ボール」がポイント(コイン)にしたいいうわけです。この場合は「理解」がゴールであありません。

商行為全体のルールを考えた場合に、商品と通過を「交換する」取引を行うわけですが、この交換自体が、投票であり、同意であり、応援である

という「意思」のためのボールと考えることができます。我々は、物を買うときに、応援しているし、企業姿勢を同意しているということにだんだん

敏感に、もしくは明確になってきています。また、それは企業だけではなく、様々な団体、チーム、同好の士にもあてはまります。

ユーザーはこのルールの流れにより「いわゆる何かと交換できたというトクをします」でも好きなチームを応援したり、復興を願うアクションができたり

することもできるのです。逆に俺を応援してほしいと立候補することもできるでしょう。クドスモデルですね。ここにダイナミックながれを作っていきたいです。

 

ということで、また何言ってんだかと思われそうですが、非常に真剣です。色々解決できることが多そうです。

 

ビジネス全体の設計、と具体的なしくみの開発、盛りだくさんです(障害もあるでしょう)が、FLOWCASTのときもそうでした。隗より始めよ。

いち早くピンときてくれて同意していただいた企業の皆様含めしっかり相談しながら鋭意つめてカタチにしていきたいと思います。

絶対にやりきります。

 

こんなことをやっているうちに、インセクト・マイクロエージェンシーにしかできないことがある。あいつららしいなあ。

と思っていただけるようになるとうれしいです。弊社一同やる気満々です。仲間も増える予定です。また募集しています。

楽しげな、いかした大人の集団でありたいです。

 

ということで長いですが、(もっといいたいことはたくさん)
健康に気をつけ楽しく厳しく仕事を楽しみたいです。

 

あ、仕事の話ばかりになってしまいましたが、バイクの免許とりたいです。またトレイルランニングも自分のペースで楽しく続けます。
本ももっと読みたいです。気になる絵も観にに足を運びたい。 自分の教養のなさ視野の狭さが身にしみます。気づけてよかったというべきか。

 

 

皆様におかれましては、いつも仲良くしていただいて、気にかけていただいて感謝しています。

本年もどうかよろしくお願いします。